企業が「脱炭素」共同研究 いわき拠点の16社、福島高専と連携

 
SNSを通じた取り組みについて発表する佐藤さん

 いわき市に拠点を置く企業16社でつくる「いわきカーボンニュートラル人財育成コンソーシアム」は本年度、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを推進するため、福島高専と連携して共同研究や海外大学との人材交流に取り組む。また、脱炭素社会をけん引する人材を育成する講座を9月にも開講する。16日、関係する企業の代表者が集まった懇談会で事業計画を決めた。

 コンソーシアムは昨年組織され、「カーボンニュートラル社会連携共同講座」と題した講座を開講し、脱炭素のほか人口減少や若者流出などの地域課題について考える場を提供してきた。本年度は講座に加え、共同研究や海外大学との交流を始めることにした。

 懇談会では役員の選任が行われ、東洋システム(いわき市)の庄司秀樹社長が会長に就いた。また、講座の過去の受講生で、いわきの魅力などを交流サイト(SNS)で発信する会社「LOCO」を4月に設立した佐藤桃香さん(23)が講演し、首都圏に流出した若者をいわきに呼び込むために求められる取り組みについて語った。

 コンソーシアムの会長以外の主な役員次の通り。

 副会長=小野寺智勇(常磐共同ガス社長)新妻郁浩(古河電池いわき事業所執行役員事業所長)田口重憲(福島高専校長)