猪苗代でクマ捕獲 体長約1メートル、小屋の窓ガラス割る

 
窓ガラスが割られた民家の小屋

 19日午前10時5分ごろ、猪苗代町堅田字入江村前の国道49号で、車で走行中の男性が道路西側の林にいるクマ1頭を目撃し、110番通報した。クマはその後、同町千代田の住宅街に移動。猪苗代署員や同町鳥獣被害対策実施隊などが駆け付け、同日午後0時40分ごろ、近くの田んぼで捕獲した。けが人はいなかった。

 同署によると、クマは体長約1メートル。同署員らは林を出て同国道を横断中のクマを見つけて追跡を始めた。クマは同国道から約1キロ北の住宅街に移動し、民家の小屋に入り込んだ。小屋から出てくるのを待ち、田んぼのぬかるみで動きが鈍くなったところを同実施隊が銃を使って捕獲した。

 現場は磐越道猪苗代磐梯高原インターチェンジ北側の住宅街。小屋では窓ガラス1枚が割られる被害があった。

 捕獲後に被害に気付いたという小屋所有者の男性(78)は「この辺りでクマが出るのは珍しいから驚いた。近所には子どもたちも住んでいるので心配したが、捕獲されて安心した」と話した。

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 県内目撃相次ぐ

 同日は同町翁沢地区の国道49号や県迎賓館の敷地内でも計3件の目撃情報があった。捕獲されたクマとは別のクマとみられる。また、同町以外でも目撃が相次いだ。同町以外の目撃場所次の通り。(かっこ内は時間と頭数)

 小野町雁股田字仁井殿の県道(午前2時10分ごろ、1頭)▼会津若松市東山町湯本字上湯本の山林(午後2時10分ごろ、1頭)▼福島市在庭坂の県道(午後2時50分ごろ、1頭)