浪江駅前にイオン 27年3月開業目指す

 
浪江駅周辺再開発計画の鳥瞰(ちょうかん)図。大屋根「なみえルーフ」が目を引く右下の建物の一部が、イオン東北がキーテナント候補者に決まった商業施設((C)Kengo Kuma & Associates)

 浪江町がJR浪江駅東側に整備する公設民営の商業施設について、町は23日、イオン東北(秋田市)が商業施設のキーテナント候補者に決定したと発表した。同社は商業施設にスーパーを出店するほか、飲食店や小売店などの小規模テナントの入居に向け、町と協働して店舗のデザインや機能の協議を進める。2027年3月の営業開始を目指す。

 商業施設は建築面積約2700平方メートルの木造平屋。町が進める浪江駅前の再開発事業では商業施設のほか、交流施設や芝生広場、公営・民間住宅などが一体的に整備される。商業施設の上部は駅からつながる大屋根「なみえルーフ」が設けられ、芝生広場を取り囲むようにガラス張りの店が並ぶ建物になる予定だ。

 イオン東北は19年7月、浪江町幾世橋にイオン浪江店を開店し、地域住民の買い物環境を支えている。同社の広報担当者は「今後も町の皆さんと一緒に取り組んでいきたい」とした。

 同社は東日本大震災後、双葉郡内にイオン広野店とイオン浪江店を営業し、来年春には双葉町にスーパー「イオン双葉店(仮称)」をオープンさせる予定だ。