和泉元彌さん「相馬の精神感じた」 甲冑姿で野馬追の初陣飾る

 
騎馬武者の一人として出陣する和泉さん

 福島県の相双地方で25日に開幕した国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」。狂言師の和泉元彌さん(49)は同日、騎馬武者として相馬野馬追の初陣を飾った。26日まで一連の行事に参加する。

 和泉さんは宇多郷騎馬会から出場、相馬市の相馬中村神社で出陣式に臨んだ。甲冑(かっちゅう)に身を固め、騎乗して出発した。沿道からの声援に軽く会釈するなどして応えた。

 南相馬市原町区の旭公園で開かれた軍者会には装いを改めて登場し、総大将を務める相馬言胤(としたね)さんに口上を述べた。祝言「狂言小舞鶴亀の舞」を初披露し、騎馬武者の武運長久を祈った。

 和泉さんは報道陣に「相馬の方々の温かさや自然を大切にする精神を、伝統神事を通じて受け継いでいると感じた。来年戻ってきたい」と意欲を語った。