「良い献上米を作る」 鏡石で添田さん田植え、選出は41年ぶり

 
「天のつぶ」の苗を植える岩瀬農高生と町職員=鏡石町

 宮中の伝統行事「新嘗祭(にいなめさい)」の献穀者に選ばれた鏡石町の添田孝夫さん(68)は27日、同町成田原町の献穀田で御田植式に臨み、県オリジナル品種「天のつぶ」の苗を植えた。秋に収穫し、皇居で新米5合を献納する。町によると、鏡石町からの選出は1983年以来、41年ぶりという。

 現地で行われた式には、町や県、JAの関係者らが出席。神事の後、早乙女に扮(ふん)した地元の岩瀬農高生と町職員らが天のつぶを丁寧に植えた。町認定農業者会長を務め、45年以上にわたってコメ作りを続ける添田さんは「大変名誉なこと。一生懸命頑張って、良いコメを作り上げたい」と抱負を語った。

 本県からは本年度、浪江町からも半谷啓徳さん(37)が選ばれており、25日、同町酒田地区の農地で半谷さんらが天のつぶの田植えを行った。