内堀知事、7月欧州訪問へ 英ベルギー蘭、県産品PRや観光誘客

 

 内堀雅雄知事は7月8~13日、英国、ベルギー、オランダの欧州3カ国を訪問する。英国は2022年6月、欧州連合(EU)は23年8月に日本産食品の輸入規制を撤廃している。訪問では現地政府機関などに対し、東京電力福島第1原発事故後の厚意に感謝を伝えるとともに、県産品のさらなる輸入拡大や観光誘客に向けてトップセールスを展開する。

 27日の定例記者会見で発表した。内堀知事は「復興が進む本県の姿を発信し、福島への理解と共感の輪を広げていく」と述べた。

 英国は16年度に県産米の輸入を開始し23年度までの取引量は117トンに上る。新型コロナウイルス禍でも取引が続いた欧州最大の県産米輸入国で、内堀知事は関わりの深い現地事業者らを訪ねる。滞在中は政府関係者や飲食事業者ら最大100人を招く「ふくしまレセプション(交流会)」をロンドンで開き、内堀知事が本県の現状と魅力について講演するほか、日本酒などの県産食品を提供する。

 オランダは23年8月のEUの輸入規制撤廃後、加盟国として初めて水産物の輸入を開始した。ベルギーは首都ブリュッセルにEU本部があり、関係機関の代表者らに輸入規制撤廃への感謝を伝える考えだ。