多目的運動場に改修 楢葉で開所、丸山桂里奈さんらテープカット

 
落成式でテープカットに臨む関係者

 楢葉町は、町総合グラウンド内にあった旧陸上競技場に、人工芝や夜間照明、シャワー、ロッカーなどを完備したクラブハウスを新設し、サッカーやラクビーなどで利用できる多目的運動場に改修した。落成式が2日、現地で行われ、関係者がテープカットで開所を祝った。

 スポーツ合宿の推進や全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技の県内固定化に向けた取り組み。改修により日本サッカー協会(JFA)などの国内競技連盟と連携が可能となったほか、メンテナンス性や排水機能も充実させた。7月のインターハイでは4試合が行われる。

 式では、東日本大震災後に町内に立地した企業「住鉱エナジーマテリアル」と町が施設の命名権(ネーミングライツ)契約を結び、新名称が「住鉱エナジーマテリアルNARAHAピッチ」になると発表された。

 松本幸英町長は「町のスポーツ活動の拠点として、これからさまざまなカテゴリーの各種競技に使用されていく。中でもインターハイは千載一遇の好機で、楢葉を全国に発信していきたい」と式辞を述べた。元女子サッカー日本代表の丸山桂里奈さんと、元男子サッカー日本代表の本並健治さん夫妻もあいさつした。

 式典後、東京電力福島第1原発事故で静岡県に拠点を移し、町に今春帰還したJFAアカデミー福島女子の15歳以下(U―15)と湘南ベルマーレ女子U―15の記念マッチや本並さんによるサッカー講習が行われた。