コナカ、浅野撚糸との商品PR 福島県内店舗にコーナー 復興支援

 
内堀知事に「福島プロジェクト」の取り組みを報告するコナカの中川氏(右3人目)ら

 紳士服大手のコナカ(横浜市)は年内にも、双葉町に進出した浅野撚糸(ねんし)(岐阜県安八町)と共同開発した商品を集めたコーナーを福島県内全9店舗に設ける。コナカの店舗を「アンテナショップ」として共同開発商品の魅力発信につなげる。

 コナカが県の復興を支援しようと、浅野撚糸など本県に拠点を置く企業と展開する「福島プロジェクト」の一つ。

 コナカと浅野撚糸はこれまでに、浅野撚糸の糸と和紙の繊維を組み合わせた独自の糸でTシャツを開発。クラウドファンディングのサイトで販売し、150万円の目標を達成した。今秋からはタオルや部屋着などを新たに開発し、県内のコナカで販売する方針だ。

 福島プロジェクトではこのほか、コナカが葛尾村産の羊毛でオーダースーツを製造、販売している。今秋には、双葉町に工房を設けたフレックスジャパン(長野県千曲市)がニット製インナーの受注販売を始める予定だ。

 知事に取り組み報告

 コナカの中川和幸取締役常務執行役員、浅野撚糸の浅野宏介専務、フレックスジャパンの矢島隆生社長らは3日、県庁を訪れ、内堀雅雄知事に福島プロジェクトの取り組みを報告した。

 内堀知事は「双葉町で素晴らしい製品を作り、復興の力になっていることに感謝している」と述べた。