いわき違法賭博店摘発 福島など6県警 4人をバカラ開いた疑い

 
押収されたバカラ台(写真上)スロット台(写真下)

 いわき市で違法賭博店を開き、客にバカラ賭博などをさせて利益を得たとして、いわき中央署は賭博開張図利の疑いで、同市平字紺屋町、賭博店経営の男(44)ら4人を逮捕した。いずれも逮捕は5月30日付。捜査関係者によると、神奈川県警が2月に常習賭博容疑で賭博店を摘発し、違法スロット台などを生産している業者が浮上。福島、神奈川、宮城、千葉、群馬、鹿児島の6県警が合同捜査していた。賭博容疑で合同捜査を行い、一斉摘発するのは全国で初めて。

 ほかに逮捕したのは、賭博店従業員の男(47)=自称同市、賭博店従業員の男(46)=横浜市、内装業の男(50)=京都市=の3容疑者。

 逮捕容疑は、5月29日午後8時50分ごろ、いわき市平字掻槌小路(さいづちこうじ)の賭博店「マーメイド」で、共謀して客にバカラ賭博をさせ、利益を図った疑い。同署は捜査に支障があるとして4人の認否を明らかにしていない。

 捜査関係者によると、4人は昨年6月ごろから賭博店の営業を開始。バカラのほかに、スロットなどで客に賭博をさせ、スロットのレートは通常の約5倍だったという。

 同署などは5月29日、賭博店が入るいわき市のビルを捜索し、スロット台40台とパチンコ台2台、バカラ台1台、現金数十万円を押収した。捜索当時客が1人いて、単純賭博の疑いがあることから任意で捜査している。同署などは店の売上金が暴力団などの資金源になっていた可能性があるとみて調べている。

 同署は県警生活環境課と捜査した。