「アイガモロボ」実証 雑草成長抑制、郡山の酒蔵など動作確認

 
アイガモロボの動作を確認する参加者

 郡山市の酒蔵・仁井田本家などは4日、酒米を有機栽培している市内の水田で、雑草の成長を抑制する自動ロボット「アイガモロボ」の実証試験を開始した。約1カ月にわたり現行機と小型・軽量化した新型機の抑草効果を比較検証し、11月ごろには収量の変化も調査する。関係者は除草作業の負担軽減に期待を寄せる。

 実証は、市が本年度創設した大学発ベンチャー企業実証試験等支援補助金を活用した。市と開発したNEWGREEN、東北大未来科学技術共同研究センター、東北大発ベンチャー企業のI・D・Fなどから関係者約20人が参加した。

 仁井田本家18代蔵元・杜氏(とうじ)の仁井田穏彦さん、アイガモロボ発明・開発者の中村哲也NEWGREEN副社長が田植え後の水田にアイガモロボを投入し、動作確認などを行った。

 仁井田さんは除草の負担軽減に伴い、有機農業の振興にもつながると期待感を示した。中村さんは「使用で除草作業を6割削減したデータもあり、労力削減で日本の水田・原風景を守りたい」と話した。