1億2000万円の脱税認める、相続税法違反 福島地裁で初公判

 

 相続税約1億2000万円を脱税したとして、相続税法違反の罪に問われた福島市の被告の女(75)の初公判は6日、福島地裁(島田環裁判官)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。

 検察側は懲役1年6月と罰金3000万円を求刑し、即日結審した。判決は14日午前11時から。検察側は冒頭陳述で、被告は相続税を免れようと考え、現金などの存在を税理士に伝えず虚偽の相続税申告書を作成させたと指摘。

 論告では、脱税額は多額で「租税制度を軽視する態度は顕著」とした。弁護側は最終弁論で、被告は修正申告を行い重加算税分も支払っているなどとして、執行猶予付きの判決を求めた。