歌手・門倉有希さん死去 須賀川市出身、紅白歌合戦に出場

 

 ヒット曲「ノラ」で知られる歌手の門倉有希(かどくら・ゆき=歌手、本名金田充恵=かねだ・みつえ)さんが6日死去した。50歳。須賀川市出身。

 市民に勇気と希望、須賀川振興に貢献

 須賀川市出身の門倉有希さんは、市の魅力をPRする観光牡丹大使を務めるなど地域振興にも貢献した。東日本大震災発生後の2011年4月には、避難所となっていた同市の須賀川アリーナを訪れ、被災した市民らを歌声で元気づけたほか、支援物資も届けた。

 地元では親族などを中心に後援会が発足され、門倉さんの活躍を応援してきた。大東商工会の商店街の店には、門倉さんのサイン入りポスターが掲示されている。橋本克也市長は「須賀川市を広く全国に発信していただいた。市内で震災復興支援コンサートを開催していただき、素晴らしい歌声で市民に勇気と希望を与えていただいたことは、今でも忘れられない。生前のご恩に深く感謝申し上げ、ご冥福を心よりお祈り申し上げます」とコメントを寄せた。

 また門倉さんと同じ学法石川高出身で、門倉さんの1学年上だった浅川町の団体職員松本博幸さん(50)は、学校祭で歌った1年生当時の門倉さんの姿を鮮明に覚えている。「クラス代表としてステージで歌っていたが、ずば抜けて上手で堂々としていた。紅白歌合戦にも出て才能のある人だと感じていた。まだ若かったのに亡くなってしまい残念だ」と惜しんだ。