【6位】あづまで初戦の侍ジャパン「金」 逆転サヨナラ、好発進

 
【日本―ドミニカ共和国】サヨナラ勝ちし、歓喜の輪をつくる日本代表=7月28日、あづま球場

 東京五輪野球の「侍ジャパン」は決勝で米国を2―0で破り、金メダルに輝いた。正式競技になった1992年バルセロナ五輪から6度目の出場で悲願を達成。侍ジャパンは7月28日、あづま球場(福島市)でのドミニカ共和国との初戦を逆転サヨナラ勝ちし、勢いに乗った。

 復興五輪の象徴として、ソフトボールに続き、あづま球場で野球の1次リーグ1試合が行われた。稲葉篤紀監督率いる侍ジャパンには、田中将大(楽天)や坂本勇人(巨人)ら24人のそうそうたるメンバーが名を連ね、福島から金メダルへの挑戦がスタートした。

 ドミニカ共和国との対戦は、終盤までリードを許す苦しい展開。1―3で2点を追う九回裏、"あづまの奇跡"が生まれた。村上宗隆(ヤクルト)の適時打と甲斐拓也(ソフトバンク)のスクイズで3―3に追い付くと、1死満塁で打席に立ったのは坂本。中越え適時打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 金メダル会見で、坂本は「良いものを福島の人にも見せられたと思う」と語り、稲葉監督は「最高の場所で最高の皆さんと野球ができたと感謝している」と振り返った。