【8位】福島県にまん延防止等重点措置 県が「非常事態宣言」

 
まん延防止等重点措置の実施を受け、食品売り場について入店制限の張り紙を掲示した百貨店=8月23日、郡山市

 2021年は昨年に引き続き新型コロナウイルスが県内でも猛威を振るった。夏は流行の「第5波」に当たり感染が急拡大した。県は7月、南相馬市などで独自対策を取り始めたが、その後も感染拡大が続いた。

 全国で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用される中、内堀雅雄知事は8月2日、本県への重点措置の適用を政府に要請し、5日に認められた。内堀知事は、8日からいわき市で重点措置を実施するとともに、感染拡大に歯止めをかけ医療崩壊を防ぐ必要があるとして県全域に「非常事態宣言」を発令した。本県への重点措置適用は初めてで、非常事態宣言は5月以降、2回目だった。

 いわき市での重点措置実施後も、県内の都市部を中心に流行が続き、県は8月20日に郡山市、23日に福島市への適用を決めた。本県での適用が解除される9月30日まで、飲食店に営業時間短縮が要請されるなど、制限が続いた。

 県は、「第6波」を見据え、医療提供体制の拡充や、ワクチン接種の推進に取り組んでいる。また、年末年始の帰省などによる人流増などを踏まえ、県民に対し、感染防止対策の徹底を呼び掛けている。