【9位】最多230人感染確認 第5波、病床使用逼迫

 
相馬市で行われたワクチン接種。県は感染拡大防止のため、接種を推奨している=6月1日

 今夏の新型コロナウイルスの感染流行「第5波」では、1日当たり100人を超える新規陽性者が確認され、8月12日には県が過去最多となる230人の感染確認を発表した。月別の感染確認数でも8月は2950人で最多となった。

 230人の内訳は、いわき市が97人と最も多く、郡山市36人、会津若松市29人、本宮市27人、福島市7人など。68人が感染経路不明だった。8月は人口10万人当たりの療養者数が爆発的な拡大を示す基準(当時のステージ4)を超える日が続いた。9日時点の病床使用率が83.9%と過去最高となり、県は増床を図った。それでも病床使用率は50%以上の逼迫(ひっぱく)した状況が継続した。

 当時、まん延防止等重点措置が適用されていたいわき市では、相次ぐ職場などでのクラスター(感染者集団)の影響で、感染が家族などに波及した。県は、「『市中感染』のようなものが広がっている可能性がある」との認識を示した。

 まん延防止等重点措置などの対策や、ワクチン接種に一定の効果があったとみられ、月別の感染確認数は9月が660人、10月が41人、11月が4人となり、徐々に減少していった。