【8位】福島県内コロナ感染過去最多 県が「医療ひっ迫警報」

オミクロン株に対応したワクチンの接種も始まった
新型コロナウイルス感染症は2022年も県内で猛威を振るった。今月13日には今夏の感染流行「第7波」で確認された1日の感染確認数3584人を上回る過去最多3705人の感染が確認され、「第8波」の真っただ中で年末を迎えている。
感染拡大を受けて県は16日に「医療ひっ迫警報」を出し、来年1月15日まで医療機関の負荷と感染者を減らす取り組みを求めている。特に家庭内での感染が多いとみて「一人一人が基本的な感染対策を講じ『うつさない』『うつらない』ことに注意してほしい」と呼びかける。
今年の県内では年明け、夏、そして今冬の三つの感染拡大の「波」があった。世界的にも収束の気配は見えず、県内の感染確認は23日時点で延べ32万5807人、死者は計423人に上る。
今年は、オミクロン株に対応したワクチン接種も始まった。ワクチン接種は約137万人が3回目、約96万人が4回目の接種を終えた。