「１８歳、１９歳の新有権者の皆様、全員投票しましょう」。福島市の県庁通りにある店舗が電飾看板を使って参院選の投票を呼び掛けている。

　仕掛けたのは注文紳士服専門店「ビスポークカンノ」の菅野重信社長（８０）。同店や近所の店の広告を流す一方で「若い人に政治に興味を持ってほしい」とＰＲしている。同市選管の許可を取ったという。

　「社会性のある広告を流したい」と菅野社長。「なりすまし詐欺」防止やリオデジャネイロ五輪の県勢の活躍など、幅広い話題の提供に意欲を見せる。