増子氏「復興政策を実現」 参院選・一夜明け、時代の変化対応

 
選挙事務所で当選を報じる本紙に目を通す増子氏(左)と妻恵子さん=11日午前8時15分ごろ、郡山市虎丸町

 参院選の福島選挙区で当選を果たした増子輝彦氏(68)は11日、県内各地を巡って支持者らと喜びを分かち合い、本県復興に向けた政策実現を誓った。

 10日は福島市で当選の報を受けた後、二本松市、郡山市、須賀川市の選挙事務所などを訪れ、郡山市の自宅に戻ったのは翌11日午前1時30分ごろ。祝福のメールなどを受けながら、テレビで選挙情勢を確認し、午前3時ごろに床に就いたが、普段通り同5時ごろには起床した。

 午前8時ごろに同市虎丸町の選挙事務所に入ると、妻恵子さん(68)と当選を伝える新聞各紙に目を通し、「大変厳しい選挙だったが、誰よりも被災地に寄り添って活動してきたことを県民に十分理解された」と喜びを新たにした。

 3期目に向け、「震災対応の先頭に立ち、全力で取り組みたい。人口構造の急激な変化に伴う年金、介護、医療、子育てなどの問題で新しい時代の変化に対応できる仕組みをつくりたい」と抱負を述べた。