自民党福島県連が「選対本部事務所開き」 参院選へ必勝を誓う

 
参院選必勝を誓った参加者

 7月予定の参院選に向け、自民党県連は21日、福島市で選対本部事務所開きを行い、福島選挙区(改選1)に党公認で立候補を予定する現職森雅子氏=2期、公明推薦=の必勝を誓った。

 根本匠会長が「保守本流の自民党をつくり上げる上でも大事な戦い。皆さんの強力な支援をお願いしたい」とあいさつ。県連選対本部長の太田光秋幹事長が「真の復興を目指す大切な時期であり、必要なのは政治の安定だ」と訴えた。

 清和政策研究会の奥野信亮事務総長代理、吉野正芳前復興相(衆院福島5区)、吉田栄光県議会議長、轡田倉治県商工政治連盟会長が激励した。本部開きに先立ち、福島市で必勝祈願祭が行われた。

 組織体制や対策確認

 自民党県連は21日、福島市で支部長・幹事長会議を開き、参院選の組織体制や選挙対策を確認した。

 地方創生や復興加速化、環境回復、子育て支援、教育環境の充実、農林水産業の再生など10項目を柱とする政策の方針が示されたほか、佐藤憲保県議を本部長とする総合選対本部の体制が報告された。