選挙戦へ動き加速!2陣営が福島県内奔走 参院選・福島選挙区

 

 参院選福島選挙区(改選1)には、自民党現職で元少子化担当相の森雅子氏(54)、無所属新人で元県議の水野さち子氏(57)の2人が立候補を予定している。自民公認、公明推薦で3選を目指す森氏と、野党共闘で議席獲得を狙う水野氏。通常国会閉幕を受け、両陣営とも選挙戦に向けた動きを加速させている。

 森氏は26日朝から参院内で所属する委員会や本会議、党会合に出席した。「責任ある与党の立場で復興の継続と風評払拭(ふっしょく)への決意を訴えていく」。白のスーツにスニーカー姿の森氏は慌ただしく国会日程をこなすと、JR東京駅から新幹線で福島市に向かった。

 水野氏も26日朝から地元の会津若松市や福島、郡山両市を巡り、支援者や関係者へのあいさつに奔走。立候補表明から約3カ月がたち「支援の輪が広がってきた。必ず有権者の期待に応える」。夕方には会津若松市に戻り、地元市議の後援会で政策などを訴えた。