「参院選違反取締本部」設置 公正な選挙へ福島県警と県内22署

 
捜査2課の入り口に看板を掲げる課員

 7月4日公示、同21日投開票で行われる参院選を前に、県警と県内22署は27日、「参院選違反取締本部」を設置した。県警本部では、捜査2課の入り口に課員が看板を掲げた。今後、取り締まりを本格化させる。

 同課によると、26日現在、「文書掲示」や事前運動に関わる「言論」による警告が7件あった。前回の参院選では、「文書掲示」など文書に関わる警告が31件あった。

 山田樹(たつる)捜査2課長は「違反を認知した場合には厳しく取り締まり、公正な選挙の実現に万全を期したい」とした。

 また県警は、県民から幅広い情報提供を募るため通報窓口を設置した。