【データで見る参院選】福島選挙区 女性2人、男性1人が立候補

 

 令和改元後、初の国政選挙となる第25回参院選が4日、公示された。福島選挙区には3人が立候補。選挙戦の特徴などをデータから探った。

 ◆前回は女性ゼロ

 福島選挙区に立候補した女性候補者は2人で、男性候補者の数を上回った。女性の数が男性を上回るのは、6人の候補者のうち4人が女性だった2013年の第23回以来となる。

 前回16年の第24回は3人が立候補したが、いずれも男性で、男性8人による1998年の第18回に続いて女性の候補者がいなかった。

 ここ数回をみると、女性が最も多かったのが2013年で、01年の第19回と07年の第21回は3人ずつだった。

 ◆平均年齢48.7歳

 福島選挙区の候補者3人の年齢別内訳をみると、50代2人、30代1人で、平均年齢は48.7歳。同じく3人が立候補した2016年の第24回よりも140歳下がった。前回は60代が2人、50代が1人だった。

 今回立候補した現職を含む6人が立候補した13年の第23回は533歳で10年の第22回は476歳。ここ数回をみると、今回は第22回に次いで平均年齢が若い。

 候補者3人の出身地はいわき市が2人、会津若松市が1人で、中通りの候補者はいない。経歴をみると、現職1人は弁護士で、新人1人は県議を務め、もう1人は会社役員となっている。