広野に「移動式期日前投票所」開設 大熊町選管、町民負担軽減
大熊町選管は16日、避難した町民が入居する広野町下北迫の復興公営住宅に投票箱を積んだワゴン車で期日前投票を受け付ける「移動式期日前投票所」を開設した。
原発事故の避難に伴う投票所までの町民の移動負担を軽減し、投票率の向上につなげる目的で、昨年の知事選に続いて実施した。訪れた町民らは車内に設置された記載台で投票用紙に記入すると、投票箱に復興への願いを込めて1票を投じた。約2年にわたり復興公営住宅で避難生活を送る女性(78)は「高齢なので、住まいの近くで投票できるのはありがたい」と話した。
町選管は17、18の両日もいわき、田村両市の復興公営住宅計3カ所でワゴン車による期日前投票を受け付ける。
- 「参院選」18・19歳投票率10ポイント減 選挙離れ浮き彫りに
- 森雅子氏「しっかりと復興実現」 福島県関係議員3人が初登院
- 代表空席...県議選後まで 国民福島県連、小熊・瓜生両代行運営
- 国民民主・増子輝彦氏、県連代表辞任へ 後任に小熊慎司氏推薦
- 水野さち子氏「今後は総合的判断」 参院選・福島選挙区で落選
- 森雅子氏に当選証書「国政の場で頑張る」 参院選・福島選挙区
- 【参院選・激戦の裏側】野党求心力低下 旧民進分裂...敗因の一つ
- 【データで見る参院選】森氏勝利「52市町村」 票伸ばす大票田
- 【データで見る参院選】女性からの支持に差 森氏勝利の要因に
- 【参院選・激戦の裏側】自民、野党共闘に雪辱 危機感で引き締め