自民40万票台後半、立憲25万票 福島県内各党、比例得票の目標

 

 第25回参院選は19日で投開票日まで残り2日。福島県内各党は比例代表でも得票目標を設定、街頭演説で支持を呼び掛けるなど浸透を図っている。

 自民党県連は福島選挙区の候補者の得票目標48万票を踏まえ、40万票台後半を目標に設定。比例候補33人に担当県議を充て、支持母体と連携し、集票を図る。

 公明党県本部は11万票を目標に設定。自民党県連と選挙協力を行い、福島選挙区は自民党の公認候補、比例代表は公明党の公認候補に投票を呼び掛けている。

 立憲民主党県連は野党第1党に対する県民の期待が高まっていると分析し、2017年衆院選で獲得した約16万8千票を上回る25万票の獲得を目指している。

 国民民主党県連は16年参院選で旧民進党が得た約25万票、17年衆院選で旧希望の党が得た約19万9千票を踏まえ、15万票を目標に掲げている。

 共産党県委員会は13万票の獲得を掲げる。野党共闘で福島選挙区の立候補予定者を取り下げたが、本県出身の参院議員や県議らを中心に支持を訴えている。

 社民党県連は比例で2議席を獲得するのに必要な得票として4万票を目標に据えた。県議、市町村議員が支持者や労働組合などへの支持拡大に奔走している。