参院選・比例候補が最後の訴え 各地を遊説、福島県関係3氏

 

 参院選比例代表に政党から立候補し、全国各地を遊説した本県関係の3候補も最後の訴えを響かせ、舌戦を締めくくった。

 自民党現職で外務副大臣の佐藤正久候補(58)=福島市出身=は札幌市で「自衛隊や警察、消防、海上保安庁がいるからこそ安心して生活できる。国民の命と暮らしを守るための土台づくりに汗をかかせてほしい」と支持を呼び掛けた。

 公明党現職で元復興副大臣の若松謙維候補(63)=郡山市=はいわき市のJRいわき駅前で「復興をやり遂げるために後継組織をしっかりつくる。自公政権こそが皆さんの声を聞いて実現できる唯一の政権。力を貸してほしい」と訴えた。

 日本維新の会現職の山口和之候補(63)=郡山市=は同市の選挙事務所前で「一人でも多くの人の命を救い、一人でも多くの人が幸せになれるようにしたい。この思いを国政に届けさせてほしい」と述べ、県内遊説を終えた。