福島県ゆかり3候補が参院選「当選」 倉林氏、新妻氏、室井氏

 

 21日に投開票が行われた参院選では、本県ゆかりの3候補も議席を獲得した。

 京都選挙区(改選数2)は、共産党現職の倉林明子氏(58)=西会津町出身=が再選を果たした。倉林氏は喜多方高から京都市立看護短大を卒業後、看護師として勤務。京都市議、京都府議を経て、2013年参院選で初当選した。

 比例代表では、父がいわき市出身で公明党現職の新妻秀規氏(49)が2度目の当選を決めた。新妻氏は埼玉県越谷市生まれ、名古屋市在住。文部科学・内閣府・復興政務官を務めた。

 父が下郷町出身で日本維新の会現職の室井邦彦氏(72)は3選を飾った。室井氏は兵庫県尼崎市出身。旧民主党衆院議員から07年に参院にくら替えし、民主政権で国土交通政務官に就いた。13年に維新に移り、党参院幹事長を務めている。