参院選、1月中旬に候補者の概要 立民福島県連、5者協が会合

 

 立憲民主、社民、国民民主の各党県連と県議会第2会派の県民連合、連合福島でつくる「5者協議会」は20日、福島市で会合を開き、衆院選の総括を踏まえた来年の参院選への対応について協議した。立民県連は来年1月中旬をめどに、擁立する候補者の概要を示すとした。

 会合は非公開で行われた。連合福島によると、立民県連が擁立する候補者を5者協議会の枠組みで支援する方向で一致した。また、衆院選では候補者同士の政策論争に発展しなかった経緯があり、参院選では具体的な政策を打ち出せる候補者を擁立する方針を確認した。

 衆院選では立民、共産、社民の各党県組織が共通政策に合意したが、参院選では共産との協力は避けるべきとの意見が上がったという。また、中央で国民と日本維新の会が連携していることに対し、国民県連は「受け入れ難い」とし、5者協議会の枠組みを維持する考えを示したという。