元職・山口氏が比例立候補へ 日本維新の会、参院選の1次公認

 

 日本維新の会は9日、夏の参院選の第1次公認として、14人を擁立すると発表した。本県関係では郡山市在住の元職山口和之氏(65)=1期=が比例代表候補となった。

 山口氏は福島市出身。東京国際大商学部卒。旧民主党衆院議員(比例東北)を1期務めた後、みんなの党に移り、2013(平成25)年の参院選比例代表に立候補し当選。日本維新の会から出馬した19年の参院選で落選した。山口氏は福島民友新聞社の取材に対し「福島県の議員として復興に向けた本県の未来に協力したい。医療、介護、福祉をベースに安心できる社会の実現を目指す」と意欲を述べた。

 選挙区は浅田均参院会長ら5人、比例代表は山口氏ら9人を公認した。