小野寺彰子氏、無所属で擁立 立民福島県連が3月7日出馬要請

 

 今夏の参院選福島選挙区を巡り、立憲民主党県連は5日、福島市で常任幹事会を開き、フリーアナウンサー小野寺彰子氏(43)=郡山市在住=を擁立する方針を正式に決めた。7日に県連として無所属での出馬を要請する。

 県連によると、小野寺氏が要請を受諾した後、立民県連と社民、国民民主の両党県連、県議会第2会派の県民連合、連合福島で構成する5者協議会の枠組みで政策協定を結ぶ方針も確認した。

 小野寺氏を巡り、立民県連は当初、公認候補としての擁立を目指していたが、同協議会の枠組みで支援するため、無所属とする方針を決めた。5者協議会の1日の会合で、連合福島が無所属での擁立を提案していた。

 小野寺氏は喜多方市出身。宮城学院女子大英文学科卒。エフエム山形、ふくしまエフエムアナウンサーを経て、フリーアナウンサーとして活動している。

 立民県連は常任幹事会終了後、福島市でウクライナの難民支援に向けた募金活動を行った。