今夏の参院選で、自民党公認で比例代表に立候補する意向を示していた元職の岩城光英氏（７２）＝３期＝は１２日、党本部に公認を申請した。党は１３日に開く選対委員会で岩城氏の比例公認を諮り、週内にも正式決定する見通し。

　岩城氏は公認が決まり次第、記者会見を開いて比例での出馬を正式表明する。

　岩城氏は党公認だった２０１６年参院選福島選挙区で落選。今回、党は新人を擁立した。岩城氏も当初、福島選挙区から出馬する考えだったが、出身派閥である安倍派会長の安倍晋三元首相らから比例への出馬の打診があり、了承した。党内で調整を進めていた。