自公、参院選の選挙協力に基本合意 5月16日にも態勢決定

 

 自民党県連と公明党県本部が、今夏の参院選での選挙協力に基本合意した。16日にも合同選対会議を開き、相互協力態勢について正式に決定する。

 公明県本部は福島選挙区に自民公認で立候補を予定する県医師会副会長の星北斗氏(58)を推薦、自民県連は比例に公明公認で立候補を予定する現職横山信一氏(62)=2期=を支援する方針。

 参院選候補の自公の相互推薦を巡っては、中央で両党間での調整が一時難航、交渉が長期化していた経緯があった。公明は地方組織間で合意した選挙区から順次推薦するとしている。

 県内では4月に元職岩城光英氏(72)=3期=が、自民公認で比例代表での立候補が決定した。このため、公明が見込む自民の比例票が岩城氏に流れ込むなどの懸念があったことから、自民県連と公明県本部が選挙協力について慎重に協議を進めていた。