参院選比例代表に立候補を予定する日本維新の会元職の山口和之氏（６６）＝１期＝が３日、県庁で記者会見し「日本は理想の医療と介護と呼べる状況にはない。日本を変えるため挑戦させていただく」と述べた。

　山口氏は新型コロナウイルス感染症で日本の医療提供体制の脆弱（ぜいじゃく）性が浮かんだとし「世界標準以上の医療や介護を広め、世界から尊敬される国にする目標のため頑張りたい」と語った。

　山口氏は福島市出身。東京国際大商学部卒。衆院議員（比例東北）を１期務めた後、２０１３年の参院選の比例代表で当選。１９年の参院選で落選した。