２２日公示、７月１０日投票が有力視される参院選を前に、県選管は７日、県内５９市町村の開票終了予定時刻を発表した。同日程で行われれば、福島選挙区（改選数１）は同１１日午前０時３０分には開票が終了し、結果が判明する見通しだ。比例代表は同午前４時３０分に終了する見込み。

　福島選挙区で開票終了予定時刻が最も遅いのは郡山市の１１日午前０時３０分。福島市は同午前０時の終了を予定しており、両市が日付をまたぐ見通し。前回は郡山市が午前０時２５分、福島市は午前０時２分に終了した。最も開票終了時刻が早いのは北塩原村で、１０日午後８時３５分を予定。市で最も早いのは相馬市で、同午後８時５０分と見込む。

　一方、比例代表は郡山市が１１日午前４時３０分に終了予定。福島市は同午前４時、いわき市は同午前２時に終了する見通しだ。

　開票開始は喜多方市と三春町が前回から１時間、福島市が１５分繰り上げる。

　また県選管によると、県内５９市町村に開設予定の１２３１投票所のうち、１２市３０町１５村の計９８８カ所で終了時刻が繰り上げられる。午後６時までの「２時間繰り上げ」が最多の６６９カ所で、午後７時までの「１時間繰り上げ」が３０８カ所、午後５時までの「３時間繰り上げ」が１０カ所。檜枝岐村の尾瀬投票区は前日投票となる。

　一方、郡山市と猪苗代町の全投票所、福島市の一部は繰り上げを行わず、規定の「午前７時～午後８時」とする。