福島県関係の国会議員、参院選へ向け臨戦態勢に 通常国会閉会

 

 通常国会閉会に伴い、本県関係の国会議員は参院選に向け臨戦態勢に入った。

 自民党県連会長の根本匠元厚生労働相(衆院福島2区)は「コロナ禍やウクライナ危機で日本は重要な局面を迎えている」とし、「(党公認候補は)コロナ禍の対応などに精通した『即戦力』だ。これからの日本のために県連の総力を挙げて戦い抜く」と意気込んだ。

 立憲民主党総合選挙対策本部長代行を務める玄葉光一郎元外相(衆院福島3区)は「福島選挙区は重点選挙区だ。議席獲得へ全力を尽くす。(立民、社民、国民民主、県議会会派の県民連合、連合福島で構成する)5者協議会の枠組みをフル稼働させて戦う」と力を込めた。

 公明党の若松謙維参院議員(比例)は「風評をどう払拭するのかなど福島の課題は山積している。比例議席の獲得に全力を尽くし、復興の前進につなげたい」と語った。