第２６回参院選は２２日公示され、７月１０日の投開票に向けた１８日間の選挙戦が始まる。福島選挙区（改選数１）には新人５人が立候補を予定しており、いずれも福島市で第一声を放ち選挙戦をスタートさせる。立候補届け出の受け付けは２２日午前８時３０分～午後５時に、県庁で行われる。

　立候補を表明しているのは自民党公認の元県医師会副会長星北斗氏（５８）＝公明党推薦、無所属のフリーアナウンサー小野寺彰子氏（４３）＝立憲民主党、国民民主党、社民党推薦、ＮＨＫ党公認の元山形県米沢市議皆川真紀子氏（５２）、政治団体「参政党」公認の会社社長窪山紗和子氏（４７）、無所属の元養護教諭佐藤早苗氏（６２）。自民が公認、公明が推薦の形で与党が推す星氏と、立民、国民、社民各県連と県議会会派の県民連合、連合福島の「５者協議会」が支援する小野寺氏による事実上の一騎打ちとなる見通しだ。

　星氏は福島市のＪＡふくしま未来農産物直売所ここら矢野目店で第一声をした後、会津若松、須賀川、いわき、郡山各市など県内全域を巡り遊説する。

　小野寺氏は福島市の街中のさんかく広場で第一声を放ち二本松市、本宮市を経て郡山市へと南下。その後は出身地の喜多方市や会津若松市で遊説する。

　皆川氏と窪山氏はＪＲ福島駅東口前、佐藤氏は選挙事務所前で第一声を行い、支持を訴える。