参院選、6月23日から期日前投票 7町村、他自治体にも投票所

 

 参院選の期日前投票は23日から順次、県内各地で始まる。投票所は全59市町村に、前回2019年と同じ199カ所設置される。原発事故に伴い避難指示が出た市町村のうち、7町村は避難生活を続ける住民に配慮して自治体外にも期日前投票所を設ける。

 自治体内も含め大熊、双葉は8カ所、富岡は7カ所、浪江は5カ所、川内、飯舘は3カ所、葛尾は2カ所に設置する。

 このほか、田村、南相馬、下郷、柳津の4市町は移動式期日前投票所、川俣町は共通投票所を設ける。

 近年は商業施設などに投票所が設置されるなどして、期日前投票は増加傾向にある。

 県内で前回2019年は33万7019人、前々回の16年は31万8119人が投票した。

他の自治体に期日前投票所を設置する町村と会場