立憲民主党の泉健太代表は２２日、参院選福島選挙区の党推薦候補の応援のため来県、郡山市のＪＲ郡山駅前で演説した。

　泉代表は、食料やガソリンなど物価高の問題について「首相に危機感や深刻さがあるのか。国民生活が見えていない」と批判し、消費税を引き下げる必要があると主張。また、電気代負担軽減のためのポイント付与制度について「節電を強いる上、ほんの少しの減額になるだけだ。これを物価高対策というのはおかしい」と断じた。小麦の価格を巡っては「値段を９月まで据え置くと首相は言っているが、６、７月に下げることもできる」と述べた。

　また、防衛費の増額についても触れ「ウクライナ情勢にかこつけ、防衛費を膨らませる政治は変えないといけない」と指摘した上で、教育にかかる費用や危険対策に予算を充てる必要性を訴えた。