22日に公示された参院選福島選挙区に立候補した女性候補者は４人で、男性候補者（１人）を大きく上回った。県選管によると、女性４人の立候補は、６人のうち４人が女性だった２０１３年の第２３回に並んで過去最多となった。

　女性候補者の推移は【表】の通り。前回１９年の第２５回は女性２人、男性１人で、２回連続で女性が男性を上回った。平成以降では第１５回（１９８９年）、第１６回（９２年）、第１８回（９８年）、第２４回（１６年）は男性候補者のみでの争いだったが、他は１～４人の女性が立候補している。

　福島選挙区に立候補した５人を年齢別にみると、４０代と５０代が各２人、６０代が１人で、平均年齢は５２・４歳。３人が立候補した２０１９年の前回は４８・７歳で、３・７歳上昇した。前回は５０代２人、３０代が１人だった。

　立候補者の平均年齢の推移は【グラフ】の通り。ここ数回では、現職２人を含む３人の争いとなった１６年の第２４回の６２・７歳が最も高く、今回は１３年の第２３回の５３・３歳に次ぐ水準となった。