棄権はならぬ! 甲冑姿で参院選投票啓発、県選管会津地方事務局

 
投票率向上へ向けて気勢を上げる甲冑姿の職員ら

 県選管会津地方事務局は23日、会津若松市の県会津若松合同庁舎前で、参院選の投票率向上などへ向けた出発式を行った。甲冑(かっちゅう)姿の職員たちが気勢を上げ、公正な選挙実現へ気を引き締めた。

 同事務局長の高野武彦県会津地方振興局長らが甲冑をまとって庁舎前に集合。高野局長は「選挙権は民主主義遂行のために必要なもの。私たちの暮らす未来を豊かにするもので、棄権せずに投票しましょう」とメッセージを発した。期日前投票、不在者投票の活用も呼びかけた。

 同事務局はスーパーの協力で店舗に啓発チラシなどを置くほか、会津大、会津大短期大学部の学生全員へ大学を通してメールを送り投票を呼びかける。管内の高校3年生全員にもチラシなどの啓発グッズを配布する。また、7月3日には会津若松市、喜多方市のスーパーで職員たちが甲冑をまとって街頭啓発活動を行う予定。