参院選、期日前投票「出足は好調」 中間状況、前回より1.8倍増

 

 7月10日投開票の参院選で、県選管は27日、投票日の2週間前となる26日現在の期日前投票の中間状況を発表した。福島選挙区で期日前投票した有権者は3万8678人で、前回2019年の同時期の約1.8倍増となった。県選管は「出足は好調。多くの人に投票していただき、高投票率につなげたい」としている。

 今回の参院選は選挙期間が18日間と通常に比べて1日長く、一概に比較はできないものの、前回同期の投票者数は2万1250人で、1万7428人増えた。今回と同じ期間だった16年の同時期(3万6479人)と比べても、2199人増加。全有権者の2.46%を占めている。

 郡山市が9964人で最も多く、福島市が7965人、いわき市3251人と続いた。このほか会津若松、相馬、須賀川、二本松の各市でも既に1000人以上が投票した。県選管は26日現在の不在者投票の中間状況を発表した。投票用紙の交付数は4018枚で、72人の投票を受け付けた。