消費税減税の必要性訴え 参院選、志位共産党委員長が福島来県
共産党の志位和夫委員長は28日、参院選比例の党公認候補を応援するため、福島市のJR福島駅前で演説した。
志位委員長は防衛費の増額について「消費税で賄おうとしたら消費税は2%以上増え、医療費の窓口負担は2倍になる」などとし、年金受給者にも影響が出ると指摘。「消費税で福祉が良くなったことはない」と持論を述べ、消費税減税の必要性を訴えた。このほか経済政策として、インボイス制度の中止や賃上げなどを提案した。
東京電力福島第1原発事故に伴う避難者による生業(なりわい)訴訟の判決内容にも触れ、「対策を取っても事故が起きるなら再稼働できない。(原発は)なくすしかない」と原発に依存しない社会の実現を訴えた。その上で、「共産党を大躍進させ、国民が安心して暮らせる日本をつくる選挙にしよう」などと支援を呼びかけた。
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