きょう選挙戦最終日 参院選、各陣営が遊説や演説
参院選の選挙戦最終日となる9日、福島選挙区(改選数1)に立候補している新人5人はそれぞれの形で遊説を行い、18日間に及んだ選挙戦を締めくくる。
福島選挙区は、自民党公認の元県医師会副会長星北斗候補(58)=公明党推薦=と無所属のフリーアナウンサー小野寺彰子候補(43)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦=が事実上の一騎打ちを繰り広げてきた。
星候補は安倍晋三元首相の死去を受け、県内5地区で予定していた街頭演説や打ち上げ式を中止する。選挙カーでの遊説は続けるが、安倍氏への弔意を表し、街頭演説などは自粛。各選対事務所で関係者に期間中の感謝を伝える活動にとどめる方針だ。
小野寺候補は、福島市の総合選対本部をスタートに土湯温泉など市内を巡り、推薦を受ける立民の泉健太代表と共にさんかく広場で街頭演説する予定。その後、二本松、本宮、郡山の各市で街頭に立ち、午後7時からJR郡山駅前での遊説打ち上げ式に臨む。
このほか、NHK党公認の元山形県米沢市議皆川真紀子候補(52)、政治団体「参政党」公認の会社社長窪山紗和子候補(47)、無所属の元養護教諭佐藤早苗候補(62)は、いずれも福島市を中心に遊説。皆川候補は午後7時30分にJR福島駅前、窪山候補は同5時に同じくJR福島駅前、佐藤候補は同7時50分から同市飯坂町の事務所前で最後の訴えを行う。
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