岩城氏「生きざま示せた」 参院選比例代表で落選、応援に感謝

 
応援に感謝を述べる岩城氏=11日、いわき市の事務所

 参院選比例代表で落選した自民党公認の元職岩城光英氏(72)は11日朝、いわき市の選挙事務所での報告会で支持者に頭を下げた後、「(参院選の落選後)6年間の思いをかなえて土俵に上がり、生きざまを示すことができた。悔いはない」と述べ、応援に感謝した。

 組織票に勝る党内他候補との争いもあり苦戦が予想された。後援会組織を中心に浸透を図ったが、国政返り咲きは果たせなかった。

 政界引退へ

 岩城光英氏は11日、報道陣の取材に対し「今回の出馬は政治活動のけじめだった。もう選挙に出ることはないと思う」と政界引退を示唆した。

 今後の進退については後援会と協議し、正式決定するという。