水素電源「熱いライブ」 スギゾーさん、エレキバイオリン演奏

 
エレキバイオリンを奏でるスギゾーさん=10日午後、浪江町

 ロックバンド「LUNA SEA」や「X JAPAN」のギタリスト・バイオリニストで作曲家のSUGIZO(スギゾー)さんは10日、浪江町の福島いこいの村なみえで水素を電源にした音楽ライブを開き、水素利活用の可能性や地球環境への配慮を音楽を通じて表現した。

 スギゾーさんは環境問題への関心が高く、水素で走るトヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を所有しており、近年はミライの電源を使ったコンサートも行っている。今回は町所有のミライから電源を確保してライブを開いた。満開の桜が青空に映える特設の野外ステージに立ったスギゾーさんは、エレキバイオリンで3曲を演奏した。スギゾーさんは「エンターテインメントの活性化を図る中で、われわれも地球環境に合わせていくことが大切。再生可能エネルギー由来の水素から生まれるピュアな電気は、音質向上につながっていると実感している」と話した。

 ライブに先立ち、会場では水素シンポジウムが開かれた。スギゾーさん、アイドルグループ浪江女子発組合の播磨カナさん、浪江町に定置式水素ステーションを整備する伊達重機(同町)専務の前司昭博さんの3人が登壇し、水素社会実現に向けた展望や課題について語った。