「eスポーツ」向けの客室開設 東北初、いわきのホテルに36室

今月オープンしたeスポーツ向けの客室「@G」
いわき市のJRいわき駅前にある「ホテルフロンティアいわき」は今月、コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」向けの客室「@G(アット・ジー)」を開設した。部屋ごとに1台設置されたゲーム用の高性能パソコンを使ってeスポーツを満喫することができる。同ホテルを運営するアセント(静岡県浜松市)によると、eスポーツに対応した客室は東北で初めて。
全150室のうち「@G」は36室で、2種類の高性能パソコンを備えた。一般の客室利用者も1階ロビーにある共用のパソコンでゲームを楽しめるようにした。
新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ利用客の回復に向け、同社が着目したのがeスポーツだった。浜松市の高校のeスポーツ部員らの協力を得て、ホテルに導入したパソコンの種類やレイアウトを決めた。
eスポーツに親しめる環境を東京などの都市部から地方に広げることで、地元の若者を中心に需要を掘り起こすほか、将来はインバウンド(訪日客)の取り込みも狙う。同ホテルの担当者は「気軽に利用してほしい」と呼びかけている。
料金は日帰り3000円(午前9時~午後6時、利用は最大8時間)、宿泊7600円(午後3時~翌日の午前10時)。問い合わせは同ホテル(電話0246・25・1117)へ。
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