福島大生が見た西会津集落「奥川」 魅力マップと聞き書き集作成

「大学生が考えた奥川魅力マップ」(左)と「奥川中町集落に生きて」
大学生の力を借りた集落復興支援を行っている西会津町奥川の中町自治区に今月上旬、福島大行政政策学類岩崎ゼミから「大学生が考えた奥川魅力マップ」と「奥川中町集落に生きて~自分史聞き書き集」の冊子が届いた。
中町自治区は人足や地域調査など大学生の受け入れを盛んに行い、岩崎ゼミの卒業生とも交流をしている。
2冊とも卒業生と現役生が3年の経験を基にまとめている。
「奥川魅力マップ」は、奥川の自然、産業遺産、農泊、イベント、人足の様子をカラー写真の説明案内入りで、A4判8ページに渡って紹介している。
「奥川中町集落に生きて」は、学生からの提案で学生が個人宅を訪れ、農作業や家事を手伝ったりしながら、これまでの人生などについて自分史の聞き書きを行った「一日孫体験」をまとめたA5判88ページ。奥川での生活がにじみ出ている。個人宅の屋号入りで2組の夫婦と7人が紹介されている。
自治区長で町集落支援員の岩橋義平さん(69)は「学生から見た奥川がよくまとまっていて、人生や地域の暮らしがよく分かる。次の世代にも地域の歴史として伝えていきたい」と語っている。
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