署員の一日動画...人気、郡山消防本部 火災予防へ情報発信に力

(写真上)郡山地方消防本部の公式ユーチューブチャンネル、(写真下)職員の仕事内容を紹介する「1日密着」シリーズ
郡山地方消防本部は、新型コロナウイルス感染拡大による新生活様式に伴い、動画による情報発信に力を入れている。火災予防を訴える動画のほか、消防職員の仕事内容を取り上げた動画も紹介し、消防や火災に対する理解を深めてもらうとともに、火災予防の徹底を呼びかけている。
同本部は2015(平成27)年に動画配信サイト「ユーチューブ」で公式チャンネルを開設した。当初は火災実験や救護訓練などの動画を投稿していたが、コロナ禍で火災予防運動や講習、職場体験などの中止が相次いだことから動画による防火運動やオンライン消防見学などを実施した。
職員の仕事内容を紹介する「1日密着」シリーズの投稿後は登録者数も増え、17日までのチャンネル登録者数は1780人と、コロナ禍前と比べ8倍以上増加したという。
最近は若い世代にも興味を持ってもらおうと、ユーチューブの「ショート動画」を使った1分動画も投稿している。動画の企画・撮影・編集を担う吉田武司さんは「幅広い世代に向けた伝え方を工夫しながら発信していきたい。地域住民には動画を見て、消防や火災予防について興味を持ってほしい」と話した。
動画は同本部の公式ユーチューブサイトで視聴できる。
公式インスタも開設
郡山地方消防本部は、写真投稿アプリ「インスタグラム」にも公式アカウントを開設した。同アプリで若い世代への情報発信を図る狙いがある。
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