「古関裕而作曲コンクール」11月に本選、5月9日から募集開始

 
池辺晋一郎氏

 福島市は21日、同市出身の作曲家古関裕而の功績の継承と、作曲家を志す次世代育成のため、本年度から新設する「古関裕而作曲コンクール」の概要を発表した。作品を5月9日から8月末まで募り、11月27日の本選で実際に演奏して審査する。審査委員は、文化功労者の表彰を受けた東京音大名誉教授で作曲家の池辺晋一郎氏ら有名作曲家5人が務める。

 コンクールは市と実行委員会の主催、福島民友新聞社の特別協賛で実施する。募集作品は「吹奏楽」(未発表曲)で、演奏所要時間は4~8分程度。参加料は1曲につき5000円。表彰は1~3位とエール賞があり、賞金や副賞を贈る。審査委員は池辺氏を委員長とし、いずれも作曲家の天野正道氏、伊藤康英氏、長生淳氏、渡辺俊幸氏が務める。

 譜面審査で8曲程度に絞り、11月の本選で審査する。1位の曲は第2回コンクールで演奏するなど利用を図る。応募方法の詳細は今月26日に公表予定。市音楽文化総合アドバイザーでコンクールを総括する三浦尚之氏は「若者が世界へ羽ばたくきっかけをつくる」、木幡浩市長は「古関裕而のまちの中核的な事業として発展させたい」と語った。