交流生むコーヒー店に、飯舘の協力隊・横山梨沙さん 開業へ奮闘

 
「技術を磨いて自分のお店を開業したい」と夢を描く横山さん

 飯舘村地域おこし協力隊の横山梨沙さん(32)は村内でのコーヒーショップ開業を目標に掲げ、活動に取り組んでいる。横山さんは「村内外の人が気軽に立ち寄り、新しい交流が生まれるようなお店を作りたい」と夢を語る。

 横山さんは福島市出身。都内の大学を卒業後、飲食関係の仕事に就いたが、「大好きなコーヒーについて学びを深めたい」との思いから退職し、ワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアに2年滞在した。

 メルボルンのコーヒーショップ約10店舗で働き、エスプレッソの入れ方や、エスプレッソに注ぐミルクで絵を描くラテアートの技術を学んだ。

 メルボルンには個人経営のカフェが数多くあり、コーヒーについて深く勉強できる環境だったという。

 地域おこし協力隊となったのは、オーストラリアから帰国後、飯舘村のイベントでコーヒーショップを出店したことがきっかけとなった。村が地域おこし協力隊を募集していることを知り応募、今年2月に就いた。現在は、村内でラテアートのワークショップを開いたり、福島市に間借りした店舗でエスプレッソを提供したりして、開業に向けた活動をしていく考えだ。

 横山さんは「見た目も味も質の高いコーヒーを提供できるように技術を磨いていきたい。村には協力隊がたくさんいる。お互いに連携して村の活性化に貢献していきたい」と意気込む。