「陸上で福島盛り上げたい」 田母神さん、郡山に合同会社設立

 
「スポーツで福島県を盛り上げたい」と合同会社を設立した田母神さん

 昨年の陸上日本選手権800メートルで優勝した田母神一喜さん(24)=学法石川高卒=が、地元の郡山市を拠点にスポーツで地域活性化や人材育成に取り組む合同会社「IIIF(スリーエフ)」を設立した。陸上などを通じて「福島県を盛り上げたい」と意気込む田母神さんは、自身も「(2024年開催の)パリ五輪出場を本気で目指している」と目を輝かせる。田母神さんは中大を卒業後、陸上のクラブチームを運営する茨城県の阿見アスリートクラブ(AC)に入社した。ただ、福島県内の子どもたちが陸上に携われる環境を増やしたいと思い、阿見ACで2年間学んだノウハウを生かし、一念発起した。

 スリーエフは20年に設立されたランニングイベント団体。田母神さんを代表社員として今年2月に合同会社となった。郡山市陸上競技協会が主宰するクラブチームを運営し「楽しく走るイメージを持ってほしい」と、おにごっこなどを行うアスレチックコース(小学1~6年生)と陸上の基礎を学ぶアスリートコース(同5、6年生)を設けた。指導者は短距離、中長距離、走り高跳びなど幅広く、「専門的な陸上の知識を伝えたい」と中学生の受け入れにも応じる。田母神さんも所属する実業団チームには教員ら計9人が在籍し「10年以内のニューイヤー駅伝出場」を目指している。

 自身もパリ五輪を目指して競技力の向上を図る。「福島の子どもたちに希望を与えられる存在になりたい。子どもたちのために勝ちたいし、日本一になりたいし、世界に出たい。そういう思いが自分の原動力になる」。今後も子どもたちと一緒に、夢に向かって走り続ける。

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 スリーエフは、スポーツクラブへの参加やスポンサー企業を募っている。問い合わせはメール(info@fff‐fukushima.com)で。